寒波なので

例年を大きく下回る気温に文字通り手も足も出ず、モデリング停滞中。
そんなときはインプットがいいと聞きました。
というわけで真冬にホラー映画。


「リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語」(87分/2019年/ロシア)
ロシアのホラーてどんな感じなのか気になった。
以下ネタバレというかふんわり内容に触れます。


ホラーの醍醐味?は怪異の正体がわからない期間だと思うんだけど、うすうすわかっていつつそこそこ引っぱってくれて正体がわかってからはそんなに長引かずに終わった。そこここすべてお約束だらけで安心して見られる感。
ただし序盤のお約束なよそものの若者集団描写が長い気がしないでもなかった。しかしホラーにつきもののお色気シーンはほぼ皆無でした。もちろん若者はサカっています。序盤が長いぶん登場人物に理解が深まってラストに繋がるからそれなりなバランスなのかもしれない。
画面を丁寧につくっているのがよくわかって、ストーリーも大きな破綻なく、すごく怖いわけではなく観終わったあとに引きずらないホラーだった。怖いもの見たい盛りのローティーン向けなのかも。

最後、まさか…と思わせておいてほっとさせて終わるので心が温かくなった。冬はホラーだ。